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    ・2008/6/ 8       「アートポスターフレーム
    ・2008/5/25      「水屋箪笥
    ・2008/3/ 2      「ショーケース」「応接テーブル
    ・2008/3/ 1      「チェスト




6月15日(日曜日)

トレー(お盆)

450×320×30mm 栗・ダークブラウン色ウレタン仕上げ・持ち手革


以前からトレーを製作したいと思っていましたがアイデアが
なかなかまとまらず・・・ この一ヶ月位前から トレーの風合
いをプリミティブ(素朴)な感じにすること・持ち手に革を採用
することをコンセプトに決め製作を開始しました。
素朴な風合いを出すためにトレー全体にうづくり(かる萱の
根を束ねた道具で木目をこすり 木目を浮き立たせる方法)
で試作してみましたが、イメージより素朴感が少なく 再度
試行錯誤した結果 鉋で意図的に引っ掻き傷を付け また
木枠面に鋸跡を残すことでイメージに近い風合いになり
ました。














持ち手の革の部分も何パターンか試作しましたが、
木枠に革紐を通し、革紐を手縫いの革で包み込む方法
を最終的に選択しました。

トータル的にイメージ通りのトレーに仕上がりました。
今後このパターンで定番商品化して販売して行きます。


     製作風景はこちらです。
   Galle Shop にて販売しています。 ≫ 

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6月8日(日曜日)

アートポスターフレーム


バスキアポスター 760×660×30mm カラマツ材・グレー色オイル仕上げ

アフリカンJAZZポスター 510×660×30mm 栗材・ダークブラウン色ウレタン仕上げ


グラフィティー(壁面ポップアート)作家・バスキアのポスター
の額を製作しました。 まず お客様からポスターを預かり
ポスターに合うフレームをイメージします。 次にポスターと
相性が良さそうな着色した木をあててフレームデザインを決
めます。ポップアートなのでフレームの飾り面はシンプルに
5ミリ幅の45度面にし 素材は若干節目がある目の粗い
カラマツを選択しました。
色は 白木色・グレー・ダークブラウンなど候補はありました
が 写真でお客様に確認を取りながら 薄くグレーがかった
オイル塗装を選択しました。 フレーム寸法はポスターに合
わせミリ単位で製作していきます。
 

フレームに合わせて透明なアクリル板(厚み2ミリ)を注文し
アクリル板・ポスター・クッション材・裏板(松材突板合板)
の順に額装していきます。

裏板は木ネジ固定し 額の吊り金具を3箇所に取り付け太さ
5ミリのロープを張って完成です。



 ≪ お客様の声・製作風景などをご紹介しています。


上記の注文製作に合わせて 自分でもポスターを購入し
工房のディスプレイ用にフレームを製作しました。
インターネットで気に入ったJAZZのアートポスターを探し購入。













左写真はポストカードサイズでマイルス・デイビスと
ビル・エバンスなどを額におさめました。





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5月25日(日曜日)

水屋箪笥

1220×450×1720mm 栗材・(引き出し内桐材)オイル仕上げ



今回スタイル・ガレのスタンダード商品として水屋箪笥を
製作しました。

水屋とは本来茶道の用語で 茶室の隅で茶器を洗ったり
置いたりする場所のこと。江戸後期頃から様々な箪笥が
作られるようになり 台所周りで使用するために作られた
箪笥(食器や食べ物を収納)を水屋箪笥と呼ぶようになっ
たそうです。地方によってデザインも使用材料も異なり
それぞれ特徴があります。寸法は間口6尺・4尺・3尺、
奥行き1尺5寸、高さ1間というのがベーシックな寸法です。
僕自身 松本民芸家具で木工を学び松本平で育っています
ので松本家具のデザインを取り入れました。また 色んな
スタイルの中でもこのかたちが一番美しい水屋箪笥と自分
なりに思っています・・。

寸法は間口4尺・1200ミリを選択しました(大きすぎず小さ
すぎず)。奥行きと高さは標準サイズです。使用材質は本来
ケヤキなどが主な素材ですが 普段栗の質感を好んで使って
いるので栗材を使用しました。(引き出し内部のみ桐材)



   
   

この箪笥の特徴は引き出し・開き戸・引き戸と木工技術を
多彩に使っていること。本体が上下2段重ねになっており
セパレートにして別々に使えること。右上のくり抜き文様の
飾り桟を左右にスライドし開き戸の開け閉めがカラクリ仕掛
けになっていることなどが特徴です。
あと 肝心な金具ですが 市販の金物では重厚感も質感も
今ひとつで・・ 今回はアンティークの和箪笥で使っていた
引出し金具を磨き直し使っています。
今後はハンドメイドの鍛冶屋さんにお願いする予定です・・。 


製作にあたり一番気をつけたことは 昔ながらの古い家屋・
例えば茅葺屋根の家などに置いても調和する雰囲気があ
る水屋箪笥をイメージしたことです。
良く家具センターにあるような艶のあるいかにも”THE和
箪笥”のような感じだけはならないように・・・。
また 無理やりアンティーク風に仕上げることは避けようと
思いながら 慎重に製作していきました。
実際完成した姿は イメージ通りで こんな箪笥が欲しかっ
たと自分でも思える箪笥になりました。
是非多くの方に見て頂いて 感想を頂きたいと思いますし

できれば今後もスタイル・ガレの定番商品として製作して
いきたいアイテムです。






   Gallery にて販売しています。 ≫



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3月2日(日曜日)

ショーケース

320×370×1350mm タモ突板合板・メープル色オイル仕上げ

S社商談室、社内ブランド時計を展示するショーケースを製作させて頂きました。
これも当初全体的に白のイメージで考えていましたが 最終的には木の色あいで
展示面をオフホワイトにすることで白のイメージを出す方向になりました。5台を壁面
に並べて展示するため なるべくスッキリ・・スマートになるようサイズ的には細く縦長
で本体の木目もタモ柾目の突板合板を使いすっきり見せるようにしました。ガラス製の
ケース加工(ガラス接着・丁番、鍵付け)はガラス職人さんに依頼。ただケース内LEDスポット
ライトの取り付け工事は当工房でさせて頂きました。展示面は椅子生地に合わせるよう
サンゲツの椅子張り用フェイクレザー生地(オーガニックコットン色)を選択し面を取った
展示台に生地を張ってLEDスポットライトを取り付け仕上げました。


      


    


    

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応接テーブル

3000×1200×700mm(天板厚み30mm) タモ材・メープル色オイル仕上げ

S社商談室、部屋の中心に置かれ お客様に対し商品説明・商談などを進める際の
応接用テーブルを製作させて頂きました。 当初 木のテーブルでないイメージもあった
ようなのですが 打ち合わせをしていく中で 木の素材のテーブルでも良いのか・・という
雰囲気になってきて スタイル・ガレで製作させて頂く事になりました。先ず応接用のチェア
が決まった段階で 椅子の幅・床から座面までの高さ・肘掛の高さからおってテーブルの寸法を
決めました。 テーブルの長手方向に4人づつ・・対面して8人が座れるサイズでまたテーブル上で
パソコンや資料・商品などを並べるため広めな3m×1.2m。テーブル高さはなるべく低く設定
したかった(くつろぐ空間ということもあり・・)のですが 椅子がアルフレックスのアームチェア
に決まっていたので 肘掛の高さ(655o)に合わせテーブル高さ70cmに決定しました。20年近く
家具製作をしていて1枚の天板の広さとしては過去最大の大きさで2分割も考えましたが シンプル
に1枚もので製作しました。 あまりの大きさと重さにテーブルの納入時・搬入にS社の方々に
お手伝いいただき 大変助かり またご迷惑をお掛け致しました。 改めて感謝致します。。



    


    



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3月1日(土曜日)

チェスト

1540×450×1040mm タモ材(引き出し内桐材) メープル色オイル仕上げ

S社商談室にて展示作品を収納するためのチェストです。
企画段階で商談室の顔にしたいというお話でしたので特に慎重に進めました。
先ず 引出し内寸法と 引き出しの数からおって外寸法を決め 機能として全ての引き出しが鍵付。
なるべく鍵の数を少なくするためオールロック方式(一つの錠で複数の鍵を掛ける)を採用しました。
又、外観はシンプル(ラインをなるべく少なく)にするという要望で取手や天板の出っ張りを無くしました。
引出しの開閉は 引き出しの前板をプッシュするとロックが解除され引き出され 引出しを閉じると
またロックされる・・・ 金属性のプッシュオープン式スライドレールを採用しました。
素材のタモ材は目立ちすぎず・・おとなしすぎずの木目を選択し 木の並びも慎重に選択しました。



   


   

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